【紅葉】友泉亭公園の大広間から見る日本庭園が絵のような美しさ！

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福岡市城南区の住宅街、樋井川沿いにある友泉亭公園。紅葉がきれいで、福岡の紅葉スポットの一つ。友泉亭公園から紅葉の様子と日本庭園の素晴らしさを報告します。

この記事で分かること

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友泉亭公園とは

もともと黒田家6代藩主継高（つぐたか）公が別荘として建てたものです。今は住宅街の中にありますが、当時は丘と林に囲まれており、清らかな泉と川の水を利用して池をつくり、大切なお客様をもてなしていたそうです。その後、日本庭園として整備され今日に至っています。

水や石、樹木を置き、自然の風景を楽しむことができる日本庭園。福岡市ではじめての池泉回遊式の日本庭園です。大きな池の周りの園路を巡ると、様々な風景が楽しめるようなつくりです。

樋井川沿いを歩いて行くと、突如門が見えてきます。友泉亭の入り口。柱に横木を通した屋根のない門、冠木門（かぶきもん）の奥に紅葉が見えます。

入場料を払い、静かな小道を進みます。紅葉が本当に美しいですね。別世界みたいです。

かわいい赤い傘が目印のベンチ「バンコ」でも、お抹茶を味わうことができます。風情がありますね。

家の中に入ります。靴を脱いで玄関をあがると、和柄のはんかちや水彩画などが飾ってあり賑やかです。

一番のお目当ての大広間へ。池に面し17.5畳ある広間は、迫力があります。

お庭には池を囲むように赤、黄色や緑の木々。まるで絵のような景色。しばらくここでゆっくり座り、お庭を眺めていると全てを忘れてしまいます。

抹茶サービスがあるので、ゆっくり抹茶を楽しみながら庭を眺めるのがおすすめです。お菓子付きの抹茶セットは500円。

池にはカラフルな鯉が泳いでいます。スタッフの方に聞くと約40匹いるとのこと。栄養がいいのか少しポッチャリぎみですね。入り口には鯉のエサが売ってましたよ。鯉の他にも鴨もいます。鯉や鴨の姿を追っているだけで時間が経ってしまいます。

大広間の庭側に月見台があります。名前の通り、お月見をする場所ですが、池に映る月を楽しむためのもの。満月の時はきっと綺麗でしょうね。

お茶を楽しむ方には、茶室を利用することができます。由緒ある茶室でお茶をたしなむのは優雅でしょうね。

邸宅でゆっくりした後、時計と反対まわりに、お庭を巡りましょう！

小道を通って左側に見えるのが、茅葺き屋根の「如水庵」。黒田官兵衛こと黒田如水の名前から付けられた本格的な茶室で、庭には織部灯籠があります。

夜の茶会のために露地の明かりとして利用されたのが石灯籠。織部というのは創案者である古田織部さんの名前からつけられています。

滝は癒しのスポットですよね。大自然にある滝は、マイナスイオンの効果でストレスが軽減されると注目されています。日本庭園も池や滝など水を配置した景観が多いようです。滝は高さが出るので、立体的になるのがいいのでしょうか？小さい滝ですが、水の流れをずっと見ていたくなりますね。

灯籠から大広間の眺めは人気の写真スポット。池の中に2つの島があります。大きい方の島を鶴に、小さい方の島を亀にたとえて、蓬莱島（ほうらいじま）と呼ばれています。蓬莱島は不老不死の薬を持つ千人が住む山と考えられており、長寿を願ってつくられたのでしょうか？

神奈川県で産出した輝石安山岩で、今はほとんど産出しない貴重な石です。一見普通の石に見えますが、産出されてないと聞くと写真をとりたくなります。ここからの紅葉も綺麗です。

紅葉の見頃は、11月中旬から12月中旬まで。今年は少し遅そうです。毎年少しずつ変わるので、公式HPの情報をチェックして行くといいですよ。

紅葉の友泉亭公園は有名ですが、四季折々の花など自然を楽しめます。ウメ、フジ、ツツジやハナショウブなど。

紅葉が美しい友泉亭公園をご紹介しましたが、その他の季節もおすすめです。是非訪れてください。

住所	〒814-0122 福岡県福岡市城南区友泉亭１－４６
電話番号	092-711-0415
営業時間	9時00分～17時00分
定休日	月曜（月曜が休日の場合はその翌日）年末年始（12月29日～1月1日）
アクセス	車：天神からけやき通り・六本松経由、「別府橋」交差点で左折、樋井川沿い約1km バス：友泉亭下車、徒歩5分
駐車場	あり（有料）
公式サイト	公式サイト
Instagram	公式Instagram