九州には日本本土最西端「神崎鼻」と、日本本土最南端「佐多岬」のメジャー級最果ての地コンビが存在しています。
この2強があまりに強過ぎるため、今回行った九州最東端「鶴御崎」は影に隠れてしまう存在ですが、、、果たしてどんな場所なのか?
早速シェアしていきますよ!
この記事で分かること
- 鶴御崎の見どころ
- 鶴御崎へのアクセス
- 近くの宿やランチスポット
九州の最東端は大分県にある鶴御崎
九州の最東端、つまりは九州で一番早く日の出が見られる場所は一体どこなのか?
それはズバリ、おんせん県こと大分県の佐伯市にある「鶴御崎」です!
具体的には佐伯市から東へ突き出ている「鶴見半島」の先端、海抜200メートルの断崖絶壁に佇む「鶴御埼灯台」周辺を鶴御崎と呼んでいます。
鶴御崎は誰もが知っているメジャーな観光地ではなく、知る人ぞ知るコアな場所です。
その証拠に九州の紅葉シーズン真っ只中の11月に現地に行きましたが、見事に誰もいませんでした、、、
鶴御崎へのアクセス方法について
鶴御崎へのメインアクセスロードは、佐伯市から続く国道388号線と交わる「県道604号線」で、佐伯市の中心地から車で約40分の道のりです。
最果ての地らしく、公共交通機関の類が存在しないので、基本はレンタカーかマイカーで鶴御崎を目指すことになります。
県道604号線は、鶴見半島の入り江を縫うように走る、道幅の狭い道が続くので、くれぐれも運転には注意しましょう。
走れば走るほど「本当にこの道で合ってるの?」と不安になってくるほど寂しい道ですが、、、、大丈夫です。
この先に間違いなく九州最東端はあります。
なお、風がとても強いエリアなので、車を降りて休憩すると帽子を飛ばされそうになります、、、しかし、この一筋縄ではいかない感じが、人気を感じさせない感じが、最果て感を盛り上げてくれます!
鶴御崎には一体何があるのか?
県道604号線をひたすら走ると、最終的には「鶴見スカイライン」に接続しますが、道幅が狭く急勾配な坂道なので、最後まで気を抜かずに運転しましょう。
終点は「鶴御崎自然公園」になっており、駐車場にトイレと自販機が設置されているのでホッとします。
肝心の鶴御崎は、駐車場から遊歩道を歩いて10分くらいの場所にありますが、公園内には季節によって「椿・ツツジ・ノジギク・デイゴ」などの花が咲いているので、これらをゆっくり鑑賞しながら歩きましょう。
道の途中には「鶴御埼灯台」があるので、まずはここで最東端の記念撮影をするのがオススメです。
また、灯台の近くにある展望台では「幸せの鐘」があるので、カップルならここはぜひ鳴らしておきましょう(ひとり旅の場合は無視で、、、)
最後は鬱蒼と茂った森の中を歩くことになりますが、突然パッと視界がひらけて、会いたかった「九州最東端 鶴御崎」のオブジェが見えてきます。
何の変哲も無い、どちらかといえばシンプルなオブジェですが、これこそが最果ての地にふさわしいオブジェです!
ここまで中々の道のりでしたが、目の前に広がる大海原を見ながら、実際に来た人しか味わう事が出来ない「達成感」というご褒美を満喫しましょう。
ちなみに鶴御崎で撮った写真を「佐伯市観光案内所」で見せると「九州最東端到達証明書」を購入する(200円)ことが出来るので、こちらも是非お忘れなく!
最果ての地にはロマンがある
鶴御崎には目立つ何かや、美味しいご飯やおしゃれなカフェがあるわけではありません。
しかし、九州の最東端に行った!という達成感とロマンを感じることが出来ます。
九州のメジャーな場所は大体制覇した、人が行かないような場所に興味がある、各地の証明書を集めるのが好き、こんな旅人は鶴御崎へ今すぐGOです。
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鶴御崎の詳細・アクセス
住所 | 〒876-1312 大分県佐伯市鶴見大字梶寄浦 |
電話番号 | 0972-33-1111 |
アクセス | 大分市内から車で2時間 |
駐車場 | あり(80台・無料・大型可) |
公式サイト | 鶴御崎 |
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