福岡といえば、九州一の都会のイメージがありますが、実は知る人ぞ知る、鍾乳洞マニアには堪らない場所「平尾台」があります。
「果たして「平尾台」とは一体どんな場所なのか?」早速、現地に行ってきたレポートをお届けします!
この記事で分かること
- 平尾台って何?
- 平尾台へのアクセス
- 平尾台の本当の見どころは?
- 鍾乳洞への見どころ
平尾台は日本3大カルスト地形のひとつ
平尾台は山口県の秋吉台と、愛媛県の四国カルストと並ぶ「日本3大カルスト地形」のひとつです。
カルスト地形とは、水溶性の岩石で構成される大地の特徴的な地形で、幾つもの石灰岩が地表にニョキニョキと隆起している、摩訶不思議な光景が見られる場所です。
つまりは簡単に言ってしまえば、カルスト地形は自然に出来た「インスタ映えスポット」なんです!
そして、その特殊な地形上、カルスト地形周辺には「鍾乳洞が形成されやすい」という特徴があります。
平尾台へのアクセス方法
平尾台はお世辞にもアクセスが良好な場所とは言えず、基本はレンタカーを利用するのが最も確実なアクセス方法です。
場所は北九州市の南の外れに位置し、メインアクセス路は県道28号線です。
広がるカルスト地形の大パノラマを見ながら走れる、爽快なドライブルートになっていますが、カーブが多く走り屋が好む道でもあるので、くれぐれも運転には気をつけましょう!
また、JR石原町駅からは、乗合タクシーの「おでかけ交通」が平尾台までの便を運行していますが、残念ながら原則「土日祝日」だけの運行です(大人500円)
平尾台は鍾乳洞パラダイス!
草原と隆起した石灰岩が織りなす、美しい風景に目を奪われがちですが、実は平尾台のメインは「鍾乳洞」の散策です。
いくつもの鍾乳洞がある平尾台ですが、そのうち「牡鹿鍾乳洞・目白鍾乳洞・千仏鍾乳洞」の3つが一般観光客に解放されています!
「恐竜の落とし穴」という恐ろしいキャッチフレーズの竪穴式の牡鹿鍾乳洞。
世界的にも珍しい存在の「水平天井」が売りの目白鍾乳洞、そして色々ヤバいことで有名な、平尾台の顔とも言える千仏鍾乳洞、、、
この3つの鍾乳洞を散策することが、平尾台の最大のイベントです!
ちなみに平尾台には「平尾台 自然の郷キャンプ場」というオートキャンプ場があるので、せっかく行くならキャンプ場に泊まって、週末3つの鍾乳洞を一気に攻略しちゃいましょう!
千仏鍾乳洞は旅行場ではなく修行場
平尾台で最も有名な千仏鍾乳洞は、半端な気持ちで行くと返り討ちにあう「本気の鍾乳洞」として有名です。
国の天然記念物に指定されている千仏鍾乳洞は、年間を通して気温が16度に保たれており、特に夏はひんやりと気持ちのいい空気を味わうことが出来ます。
が!
あくまでそれは入り口から480m地点までのことで、ここから奥は通称「奥の細道」と呼ばれるアドベンチャールートへと変貌を遂げます!
最大ふくらはぎ付近まで水に浸かってしまうハードな散策路で、観光モードから本気モードに切り替える必要があります。
何と言っても、平尾台の水温は年間を通して14度、つまりはめちゃくちゃ冷たいんです!
しかも、その冷たい水に濡れながら、大人一人がやっと通れる岩の隙間をくぐリ抜けたりする必要があるので、これはもう旅行場ではなく修行場になるわけです(写真を撮る余裕はありませんでした)
そして、鍾乳洞の入り口から900メートルを超えると、なんとここからは照明が消えます、、、
看板には「ここで引き返してください」と書いてありますが、勇気ある人はそのまま進むことも出来ます、、、つまり、ここから先に進むか戻るかは、あなた次第です!
ちなみに、900メートル付近までの往復の所用時間は、だいたい1時間弱です。
鍾乳洞好きなら迷わず平尾台にGO
カルスト地形の特徴的な景色を見るだけでも、平尾台は行く価値がある場所ですが、やはりメインは鍾乳洞の散策です。
鍾乳洞が好き、冒険が好き、昔インディージョーンズに憧れていた、こんな人は迷わず平尾台にGOです!
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平尾台の詳細・アクセス
住所 | 〒803-0180 福岡県北九州市小倉南区平尾台3丁目1 |
電話番号 | 093-453-3737 |
定休日 | なし |
アクセス | 徒歩:JR日田彦山線石原町駅→おでかけ交通「石原町駅」乗車→「平尾台自然の郷」下車 車:小倉南ICから約20分 |
駐車場 | あり (無料) |
公式サイト | 平尾台 |
#平尾台 |
感想・口コミ
さすライダー
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